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こんばんは、エイト(こまめ)です

 先日、漫画の効果線をどう描いたら、漫画らしく見えるの?という質問をいただきました。
 私も自己流で効果線をつけていますが、確かに漫画の書き方本などを見ると、効果の種類、ペンでの引き方等、描く方法のノウハウが多い気がします。どういうときにどの効果を使うか、というのも多いですね。

 おそらく、多くの方が知りたいのは、「どう描く」のではなく、「どこに描く」なのかと思います。

 効果線や、トーンなどはけっこう雰囲気や感覚でつけることが多く、その人のセンスや好みにかかってきます。ですので、自分に合った効果を考えて、それを当てはめる必要があります。 
 しかし、それに慣れるためには、線で描く効果線に触れておくのが大事です。

 効果線は、注目したい物(人物)の周りにつけます。
 効果線の種類は集中線であったり、縦線であったり様々ですが、共通するのは、注目したい物(人物)を目立たせるためにつけます。

 絵を描いてみて、効果がある場合とない場合を比較すると、明らかに動きの有りなしが出てきます。
 戦闘の場面や、急いでいる場面などは、効果線をつけ、普通に話をしている場面では効果線がない方が状況に合っています。


では、例を見てみましょう



 上の図のように、効果は漫画のコマの中の、注目物の周囲につけます。今回は線のみですが、黒いベタであったり、花を飛ばしたりしていろんな雰囲気を出していきます。
 どの効果も対象物を魅せるために描きますが、注目対象物がコマごとに変化していく場合、今の対象物が何なのかよく考えて描いていきます。

 上の図では、どせいさんから、ネスへと対象が変わったので、効果線の配置が変わりました。


 また、効果線はなるべく(場面にもよりますが)短めに描いた方が、雰囲気を表現しやすくなります。長すぎると効果ではなく、絵の一部のようになってしまうためです。
 そして線は均一の幅を取るより、まばらに取った方がスピード感や臨場感が出てきます。長さも、それぞればらばらな方がより速さを表すことが出来ます。

 例えば画像の左下は、右からボールが飛び出してくるので、右から左へ向かって線を引いています。線を途中で止め、まばらにすることによって、より速度を表現することが出来ます。


あとは、漫画を見て、上手な線の描き方を学ぶと良いでしょう。
効果は、漫画のノウハウ本より、実際の漫画を見る方が勉強になると思います(^w^)


というかんじで、がんばってみてください!
それでは★

 
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こんにちは、エイト(こまめ)です。

さて、先日顔のバーツや輪郭のバランスの描き方について質問をいただきました。どうもです。
ただ、私自身きちんとしたデッサンをしたり顔の十字線を描くことをしていないので、自己流の解釈になってしまいますが、こんな感じでよろしければ参考にしてみてくださいね(^w^;)v

以前等身について触れたことがありますが、人の体は頭、胴体(胸、腰、臀部)、足に分かれていて、まず体全身のバランスがあります。
そして顔の中はまたそれとは違うバランスがあります。

目・まゆげ・鼻・口・耳、それぞれ顔のどこに配置しているか。
これは「観察」に限ると思います。なので現実の絵をデッサンして「どこにどれが配置されているか」を見るのが一番だと思います。

ただ、現在絵を描く人の多くがアニメや漫画を見て描いていると思います。まじめな絵ならともかく、ほとんどがデフォルメ化されているため、実はそのパーツを誤解して配置することが多いのです。

そういった間違った配置を行わないためにも、「全体像」でとらえる絵を描くと自然とパーツ位置、配置が身に付くと思います。

まず、人間の体全体をイメージして描くことをオススメします。顔だけ描く場合は首まで画きます。なぜなら、 体全体のバランスを取るのは「頭の上」と「首」と「腰」と「股下」の部分だからで、中心をそこに置いて画くと、それぞれが胴体と頭、そして足の必ず中央に来ます。
そのため、顔を描くときに首を画くことで、顔としても体としてもバランスを取ることが出来ます。
 
本来デッサンをきちんと取る場合、中心線を入れて「アタリを」取る(基準となる場所に線を入れる)ことをします。本当はその方がいいのですが、私の場合はアタリをいれないで「どこに基準を置くか」ということだけに注目しています。

b2b036ae.jpeg










上の絵を参考にしてみます。
全ては中心線をしっかり取る。これに限ると思います。

体のバランスを取るのが前述したものであるのに対し、顔の中のバランスを取るのは「頭の中心」、「あご」の2つになります。中心線をその二つで結ぶと、顔の中央を通る一本線になります。
あと横の十字線を目の位置に引いて、目を置きますが、ここは水平位置になるように適当に置いています。

中心のまっすぐの位置さえ取ればなんとかなる、そう思っています(^w^)

そして目のあるラインの輪郭はまっすぐに線を引き、鼻や口が置かれる頬のラインは丸くあごに向かって線を引く。
頭の部分は顔の大きさとほぼ同じサイズで取る。(これについては上記の絵にありませんが、普通のリアルな人間だと頭の方が少し小さいか同じくらいのようです)

ポイントとしては、中心の位置を頭とあごに取るつもりで顔と頭をを描き、「目ライン」、「鼻・口ライン」を考えて輪郭を描き、そのあと配置する。
鼻の位置は目ラインになる場合もありますので、それぞれの画風にお任せ致します。目や口、鼻等、自分の描きたい絵柄で画いていきましょう。


私の場合、こんな感じになります。
顔だけ集中してかくことがほとんど無いので、参考にならない部分もあるかもしれませんが、がんばってみてくださいね(>w<)◎
こんばんは、エイト(こまめ)です。
久々に漫画概論を書いてみようかなーと思い、今回は、前回なんとなく告げていたセリフについてです。

漫画は絵と物語で構成されていますが、その「物語の部分」を紡ぎ出す核となっているのはなんといってもセリフです。
キャラに「ストーリーテラー」タイプなんてのがいるように、その人のセリフで物語の説明がなされたり、進行していったりします。セリフは物語を進めていく上で、非常に重要なものなのです。

では、どうやってセリフを書くのか?ただなんとなく言葉を書くのではダメですね。キャラが何を話すのか、何をセリフとして書くのか、よく練らなくてはいけません。

①セリフのタイプを理解しておく

私の場合はセリフのパターンを4種類くらい分けています。そして、吹き出しの形等でそれらは区別しています。
吹き出しとは、セリフを入れる囲いのようなものです。これでキャラがしゃべったりする様子を表現します。

パターンとしては、ⅰ会話のセリフ、ⅱ説明のセリフ、ⅲ回想のセリフ、ⅳ気持ちのセリフなどです。
また、それぞれのセリフには、それぞれの吹き出しの形があります。

【仕様例1】


②どういうシチュエーションのセリフか考える

ここですぐに漫画にしてセリフを描いてみたくなりますが、その前に単体の絵にセリフをつけて練習してみましょう。

人物に対するセリフ位置、セリフ内容に慣れることによって、実際の漫画でも自然にセリフを入れることが出来るようになります。

まず、セリフを入れる前提を考えて絵を描きます。
絵はただ描いてはいけません。漫画では、セリフも絵の一部です。なので、そのセリフがきちんと治まるように絵を入れます。
ここではコマ割りとかは考えず、その絵のどの部分にセリフを入れようか考えて絵を描きます。

【仕様例2】


ここではマザー2キャラで説明をしています。
3パターンの絵を見てみます。


1番上はネスとポーラがこちらを見ています。口を開けているのはネスで、ポーラは閉じています。ネスが何か話をしています。

2番目はポーラが中心で振り向いています。ポーラが話をしています。

3番目はネスとポーラとジェフ。右の二人はあきれ顔で、ジェフに何か言っていますそれに対してジェフも何か言っています。

という風な意味合いを持たせて絵を描きました。
次にこれにセリフを入れてみます。
全部会話のセリフなので、セリフの吹き出しは会話用にします。


【仕様例2-1】


さて、ここで注意するのが吹きだし位置。そして、吹き出し口。
吹き出しには吹き出し口という、誰がしゃべっているか分かるようにつける「つまみ」みたいなものをつけます。
場合によっては、この吹き出し口はつけない時もあります。
今回は分かるようにつけてあります。

更に重要なことですが、吹き出しは話をしている人のそばにつけます。もちろん、近すぎても遠すぎてもいけません。また、場合によってはそのキャラの絵の上にかかったりもします。

1番目はネスが話しているのでこんな感じ。ちょうど真ん中を空けてあるのでそこに配置します。

2番目ですが、これはポーラの右と左のどちらに吹き出しをつけるか悩みます。この場合、口の位置に近い方につけます。
というわけで、左側につけました。

3番目はネスとジェフが話をすることにして、それぞれのそばにセリフを置きます。そして、今回は吹き出しの大きさも大事です。ネスの言葉は短いので、小さい吹き出し、ジェフはそれよりも長いので大きい吹き出し
にします。


③実際にセリフを考えてみる。
 さて、セリフ位置とシチュエーションを何となく考えてみましたが、吹き出しにどういうセリフを書くか。
 長すぎてもいけないし、場合によっては短すぎてもいけません。
 よくある失敗は、吹き出しのセリフが長すぎて読みたくなくなるというものです。また、セリフが読みづらくていやというのも。

絵を描いた地点で、どういう雰囲気のセリフかは考えてあります。

1ではネスが誘う感じの。2はポーラが振り向いて答える感じの。3はネス・ポーラとジェフの困ったようなやりとり。

【仕様例2-2】


こんな風に入れてみました。
ちょっと雰囲気を出すためにジェフの絵に影をつけましたが、雰囲気は伝わると思います。

セリフ内容は色々考えてみて一番しっくりくるのが良いでしょう。そして長すぎずにまとめる。会話の場合は、不自然にならない言葉を選ぶのが良いと思います。
絵の雰囲気等もあるので、絶対こうだというのはありません。
自分の作風に合ったセリフを選びましょう。


このように、一コマでも絵の位置や会話内容によってセリフの位置が決まってきます。絵の邪魔にならないように、誰が話してるのか分かるように、そしてその雰囲気にあった言葉を選ぶ。

また、セリフに関しては国語力がけっこう重要だと思います。
言い回しや文章のまとめ方が大事なので、いろんな本や作品を読むのが良いですね。


 前回の続きです 

 コマ割りはコマの中に描く絵を考えてから、割り振っていきます。
 コマを割ってから絵を考えるように思いますが、逆です。

 例えば下の例を見てみます。



 この場合は、コマの大きさは同じですが、描く絵が違います。

 顔が大きいアップと小さいアップでは、次のコマに描く絵がこのように異なります。
 必ずそうだというわけではありませんが、この方が流れが良くなります。

 例えば、顔の大きいアップのコマの次に、背景などの細かい絵のコマを描くと、視覚的に目が疲れて読みづらくなってしまいます。
 漫画は絵で物語を表現するため、読みやすさは非常に重要なことです。
 
 また、場面によってコマを使い分けるだけではなく、それぞれのコマを多用することによって、漫画の主旨やタイプが随分変わってきます。
 大きいアップのコマを多用するのであれば、心理的な漫画に、小さいコマを多用するのであれば、状況的な漫画に・・・という感じで。

 練習や工夫をして色々と描いてみるのが良いですね。

自己流ですがまた今度、セリフについても触れてみたいと思います。

それでは!
こんばんは、エイト(こまめ)です
 
 以前、ドラさんから質問をいただいていましたが、漫画のコマ割りやセリフについて、少し解説をしてみたいと思います。
 ただ、私はプロではないので、こんな風な感じもあるんだというくらいで見て頂ければいいかなあと思います。
 理由としては、プロの漫画には一定の「作成のきまり」があるためです。私はかなりそれを無視しています。
 流れがきれいに出来れば、それでいいのだ!
 読みやすければそれでいいのだ!(^w^;)
 読んで面白ければそれでいいのだ!(笑)


 まずコマ割りですが、これは描きたいマンガの方向性によって随分変わってきます。
 アクション的な漫画、少女漫画的漫画、どういったコマを使うかは本人の自由ですが、内容に合わない場合もあります。
 
 でもそれ以上に大事なのは、1つのコマにどれだけ多くのパターンの絵が描けるかです。
 たとえば、人物の顔アップのコマ、人物の動きのコマ、人物+背景のコマ、背景だけのコマ、何も描かないコマ、塗りつぶすコマなど。

 漫画は色々な種類のコマを上手に組み合わせて配置する、むしろレイアウトの技術が必用な作業です。

 基本、コマを配置する方向は、右から左に向かって階段状に下りていくようにします。
 そして、その方向に読めるようにコマの絵を描いていきます。

 下の例の左上絵にあるように、まずは少ないコマを並べて、流れがきちんと出来るかを確認します。




 例の下二つは、コマに描くものによって印象が変わる例になります。

 上段はちょっと見づらいですが、真ん中を馬で走る殿に対し、右上と左下に家臣の小さいコマが配置されています。
 これは、中央を見せ場としたコマになります。
 家臣2人のコマはもちろんなくても良いです。真ん中に人がいて、集中線で目立たせることによって、中央を重視した動きのある絵になっています。

 下段は1人の人が、踊るように遠くへ消えていきます。一つのコマの中に、奥行きのある絵を描き込むことによって、これだけでお話が出来てしまいます。



 ・・以上のことを踏まえて考えると、コマ割りの仕方とは

①どういう内容のコマを作成するか
②それをどう配置するか
③それをどういう形にするか

 になると思います。
 そして、先に述べたように、それがストーリーに合う合わないもあります。例えば少女漫画のように、感情を流れるように描きたい場合は、あまりきっちりとしたコマは合いません。
 逆に、スポーツや会話の多い漫画で変形ゴマを多用すると、ごちゃごちゃして見づらい場合があります。


 絵は結構感覚で描くものですが、漫画は思った以上に理屈が必用なのかもしれませんね。

 次回にまた続きます。
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