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Motherシリーズはやっぱり最高だね!中でも特にMother2が一番好きです
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漫画を描くってどういうことでしょう。

イラストと漫画は違うと、よく言います。イラストは一枚の中で絵を表現しますが、漫画は多くのコマの絵を合わせて、はじめて意味をなします。

この違い、一般では【絵の綺麗さ】と【画力】の違いといいます。
つまり、漫画では色々な角度から描ける、「画力」が必要なのです。

もちろん、イラストを描く人の多くは画力も兼ね備えていますが、イラストは上手だけど漫画はうまくない、という人は沢山います。
また、絵はそんなにうまくないけど、漫画は上手という人もいます。

イラストと漫画は基本的には全然違うんですよね。
イラストレーターに求められるのは、細かい色遣いや、絵の線の綺麗さ、色の表現力。また、いかに写実的か、雰囲気をかもしだしているかなど。

一方、漫画家に求められるのは絵の構図です。色々な角度からの絵が描けること。そして最近ではトーン使いと効果線。
全部正面向きの絵では、漫画としてはイマイチですよね。

でもやっぱり、この世で一番画力があるのはアニメーターでしょうね。漫画よりもはるかに難しい。アニメの描き方という本を持っていますが、見るたびにため息が出ます。一枚一枚微妙に違う絵を描けるなんて、彼らはカミサマだなぁと思いました。

とにかく、漫画家になりたければ少しでも多くの構図を描けるようにすることですね!編集者は絵よりもそう言うところを見ているようです。(たぶん・・・)
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漫画描きさんなら必ず悩むコマ割り。漫画の種類によっても、ストーリー性によっても、その描き方は異なってくると思います。
以下に、コマ割りのタイプを考えてみました。

①コマ静止、絵動き型
 整ったコマ割りに、アップや見下ろしアングルや斜め構図を描いていくタイプ。イメージは、テレビアニメのような感覚。画面は同じ大きさでも、その中でキャラ達がどんどん動き回る。
 基本的に、全身からアップまで幅広く書き込んでいる絵が多い。
(アニメの絵コンテに似ているタイプです)
 
②コマ動き、絵静止型
 変形コマという、台形、平行四辺形のコマを多用するタイプ。
 コマの形で絵の動きを見せている。
 また、コマを重ね合わせたり、コマを突きだして絵をのせたりという手法も多く取り入れられている。
 絵自体は比較的動きが少ない。

③コマ・絵ともに動き型
 ①と②のいいとこ取りをした描き方
 コマの形は比較的整っているが、大小の大きさが変わったり、変形コマを使うこともある。絵がコマを突き出すこともある。
 アップと遠距離の絵を組み合わせつつ、同時にコマの大きさも変える万能タイプ。
 今では最もポピュラーな描き方でしょう。

 自分がいったいどういうタイプなのか?考えてみると面白いですね。(面白いかな・・・?)
漫画の終わりどころが一番難しいですよね。

漫画は大抵「起承転結」で成り立っていますが、短編を集めたような漫画は、起承転結にとらわれず、長く続きますよね。(面白いかどうかは好みの問題として)。
でも、そうでないストーリー漫画は、骨組みには必ず起承転結があり、必ず終わりどころがあります。

でも、連載を始めると、どうしても「承」の部分が長くて、なかなか「転」にいかない。
割合を見てみると、「起」5%、「承」80%、「転」5%、「結」10%の感じで、これが中だるみの原因になってしまうんですね。

そして大抵は、その長い「承」のあたりで、終わりどころがあったりします。まだ続いてるんだ~と思われないように、早めに「転・結」をもってこないと、あきられてきてしまいます。

面白くないな~と思う漫画は、「起・承」の繰り返しでずーっと進んでいるものが多いですね。「起」の部分は、新しい登場人物が出てくるところなので、必要だとは思いますが、ムダに登場人物が多いと、ずーっと「起」ばかりの漫画ということになります。

だからこそ、漫画のストーリーを考えるのは本当に大変!
これに+、絵がかけて、こまわりが出来て、セリフを考えて・・・なんて全部こなさなきゃいけない漫画家って、本当に凄いですね・・・。
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