Motherシリーズはやっぱり最高だね!中でも特にMother2が一番好きです
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こんばんは、エイト(こまめ)です。
久々に漫画概論を書いてみようかなーと思い、今回は、前回なんとなく告げていたセリフについてです。
漫画は絵と物語で構成されていますが、その「物語の部分」を紡ぎ出す核となっているのはなんといってもセリフです。
キャラに「ストーリーテラー」タイプなんてのがいるように、その人のセリフで物語の説明がなされたり、進行していったりします。セリフは物語を進めていく上で、非常に重要なものなのです。
では、どうやってセリフを書くのか?ただなんとなく言葉を書くのではダメですね。キャラが何を話すのか、何をセリフとして書くのか、よく練らなくてはいけません。
①セリフのタイプを理解しておく
私の場合はセリフのパターンを4種類くらい分けています。そして、吹き出しの形等でそれらは区別しています。
吹き出しとは、セリフを入れる囲いのようなものです。これでキャラがしゃべったりする様子を表現します。
パターンとしては、ⅰ会話のセリフ、ⅱ説明のセリフ、ⅲ回想のセリフ、ⅳ気持ちのセリフなどです。
また、それぞれのセリフには、それぞれの吹き出しの形があります。
【仕様例1】
②どういうシチュエーションのセリフか考える
ここですぐに漫画にしてセリフを描いてみたくなりますが、その前に単体の絵にセリフをつけて練習してみましょう。
人物に対するセリフ位置、セリフ内容に慣れることによって、実際の漫画でも自然にセリフを入れることが出来るようになります。
まず、セリフを入れる前提を考えて絵を描きます。
絵はただ描いてはいけません。漫画では、セリフも絵の一部です。なので、そのセリフがきちんと治まるように絵を入れます。
ここではコマ割りとかは考えず、その絵のどの部分にセリフを入れようか考えて絵を描きます。
【仕様例2】
ここではマザー2キャラで説明をしています。
3パターンの絵を見てみます。
1番上はネスとポーラがこちらを見ています。口を開けているのはネスで、ポーラは閉じています。ネスが何か話をしています。
2番目はポーラが中心で振り向いています。ポーラが話をしています。
3番目はネスとポーラとジェフ。右の二人はあきれ顔で、ジェフに何か言っていますそれに対してジェフも何か言っています。
という風な意味合いを持たせて絵を描きました。
次にこれにセリフを入れてみます。
全部会話のセリフなので、セリフの吹き出しは会話用にします。
【仕様例2-1】
さて、ここで注意するのが吹きだし位置。そして、吹き出し口。
吹き出しには吹き出し口という、誰がしゃべっているか分かるようにつける「つまみ」みたいなものをつけます。
場合によっては、この吹き出し口はつけない時もあります。
今回は分かるようにつけてあります。
更に重要なことですが、吹き出しは話をしている人のそばにつけます。もちろん、近すぎても遠すぎてもいけません。また、場合によってはそのキャラの絵の上にかかったりもします。
1番目はネスが話しているのでこんな感じ。ちょうど真ん中を空けてあるのでそこに配置します。
2番目ですが、これはポーラの右と左のどちらに吹き出しをつけるか悩みます。この場合、口の位置に近い方につけます。
というわけで、左側につけました。
3番目はネスとジェフが話をすることにして、それぞれのそばにセリフを置きます。そして、今回は吹き出しの大きさも大事です。ネスの言葉は短いので、小さい吹き出し、ジェフはそれよりも長いので大きい吹き出し
にします。
③実際にセリフを考えてみる。
さて、セリフ位置とシチュエーションを何となく考えてみましたが、吹き出しにどういうセリフを書くか。
長すぎてもいけないし、場合によっては短すぎてもいけません。
よくある失敗は、吹き出しのセリフが長すぎて読みたくなくなるというものです。また、セリフが読みづらくていやというのも。
絵を描いた地点で、どういう雰囲気のセリフかは考えてあります。
1ではネスが誘う感じの。2はポーラが振り向いて答える感じの。3はネス・ポーラとジェフの困ったようなやりとり。
【仕様例2-2】
こんな風に入れてみました。
ちょっと雰囲気を出すためにジェフの絵に影をつけましたが、雰囲気は伝わると思います。
セリフ内容は色々考えてみて一番しっくりくるのが良いでしょう。そして長すぎずにまとめる。会話の場合は、不自然にならない言葉を選ぶのが良いと思います。
絵の雰囲気等もあるので、絶対こうだというのはありません。
自分の作風に合ったセリフを選びましょう。
このように、一コマでも絵の位置や会話内容によってセリフの位置が決まってきます。絵の邪魔にならないように、誰が話してるのか分かるように、そしてその雰囲気にあった言葉を選ぶ。
また、セリフに関しては国語力がけっこう重要だと思います。
言い回しや文章のまとめ方が大事なので、いろんな本や作品を読むのが良いですね。
久々に漫画概論を書いてみようかなーと思い、今回は、前回なんとなく告げていたセリフについてです。
漫画は絵と物語で構成されていますが、その「物語の部分」を紡ぎ出す核となっているのはなんといってもセリフです。
キャラに「ストーリーテラー」タイプなんてのがいるように、その人のセリフで物語の説明がなされたり、進行していったりします。セリフは物語を進めていく上で、非常に重要なものなのです。
では、どうやってセリフを書くのか?ただなんとなく言葉を書くのではダメですね。キャラが何を話すのか、何をセリフとして書くのか、よく練らなくてはいけません。
①セリフのタイプを理解しておく
私の場合はセリフのパターンを4種類くらい分けています。そして、吹き出しの形等でそれらは区別しています。
吹き出しとは、セリフを入れる囲いのようなものです。これでキャラがしゃべったりする様子を表現します。
パターンとしては、ⅰ会話のセリフ、ⅱ説明のセリフ、ⅲ回想のセリフ、ⅳ気持ちのセリフなどです。
また、それぞれのセリフには、それぞれの吹き出しの形があります。
【仕様例1】
②どういうシチュエーションのセリフか考える
ここですぐに漫画にしてセリフを描いてみたくなりますが、その前に単体の絵にセリフをつけて練習してみましょう。
人物に対するセリフ位置、セリフ内容に慣れることによって、実際の漫画でも自然にセリフを入れることが出来るようになります。
まず、セリフを入れる前提を考えて絵を描きます。
絵はただ描いてはいけません。漫画では、セリフも絵の一部です。なので、そのセリフがきちんと治まるように絵を入れます。
ここではコマ割りとかは考えず、その絵のどの部分にセリフを入れようか考えて絵を描きます。
【仕様例2】
ここではマザー2キャラで説明をしています。
3パターンの絵を見てみます。
1番上はネスとポーラがこちらを見ています。口を開けているのはネスで、ポーラは閉じています。ネスが何か話をしています。
2番目はポーラが中心で振り向いています。ポーラが話をしています。
3番目はネスとポーラとジェフ。右の二人はあきれ顔で、ジェフに何か言っていますそれに対してジェフも何か言っています。
という風な意味合いを持たせて絵を描きました。
次にこれにセリフを入れてみます。
全部会話のセリフなので、セリフの吹き出しは会話用にします。
【仕様例2-1】
さて、ここで注意するのが吹きだし位置。そして、吹き出し口。
吹き出しには吹き出し口という、誰がしゃべっているか分かるようにつける「つまみ」みたいなものをつけます。
場合によっては、この吹き出し口はつけない時もあります。
今回は分かるようにつけてあります。
更に重要なことですが、吹き出しは話をしている人のそばにつけます。もちろん、近すぎても遠すぎてもいけません。また、場合によってはそのキャラの絵の上にかかったりもします。
1番目はネスが話しているのでこんな感じ。ちょうど真ん中を空けてあるのでそこに配置します。
2番目ですが、これはポーラの右と左のどちらに吹き出しをつけるか悩みます。この場合、口の位置に近い方につけます。
というわけで、左側につけました。
3番目はネスとジェフが話をすることにして、それぞれのそばにセリフを置きます。そして、今回は吹き出しの大きさも大事です。ネスの言葉は短いので、小さい吹き出し、ジェフはそれよりも長いので大きい吹き出し
にします。
③実際にセリフを考えてみる。
さて、セリフ位置とシチュエーションを何となく考えてみましたが、吹き出しにどういうセリフを書くか。
長すぎてもいけないし、場合によっては短すぎてもいけません。
よくある失敗は、吹き出しのセリフが長すぎて読みたくなくなるというものです。また、セリフが読みづらくていやというのも。
絵を描いた地点で、どういう雰囲気のセリフかは考えてあります。
1ではネスが誘う感じの。2はポーラが振り向いて答える感じの。3はネス・ポーラとジェフの困ったようなやりとり。
【仕様例2-2】
こんな風に入れてみました。
ちょっと雰囲気を出すためにジェフの絵に影をつけましたが、雰囲気は伝わると思います。
セリフ内容は色々考えてみて一番しっくりくるのが良いでしょう。そして長すぎずにまとめる。会話の場合は、不自然にならない言葉を選ぶのが良いと思います。
絵の雰囲気等もあるので、絶対こうだというのはありません。
自分の作風に合ったセリフを選びましょう。
このように、一コマでも絵の位置や会話内容によってセリフの位置が決まってきます。絵の邪魔にならないように、誰が話してるのか分かるように、そしてその雰囲気にあった言葉を選ぶ。
また、セリフに関しては国語力がけっこう重要だと思います。
言い回しや文章のまとめ方が大事なので、いろんな本や作品を読むのが良いですね。
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